1949-04-06 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
たとえばあなた方はなぜこんなひどい蒲團を着せておくのかというような詰問を館長にいたしましても、そのようにおつしやいますが、夜、外部と連絡をとつて自分ではいで綿だけにしてしまつて、そうしてぼろぼろになつた蒲団の木綿の皮であるけれども、これが四百円になるというので、外部から來る人と連絡をとつて賣つてしまう、寒いのになぜガラスを入れておりませんかというと、やはり收容者自身がガラスをはいでしまうから、いくら
たとえばあなた方はなぜこんなひどい蒲團を着せておくのかというような詰問を館長にいたしましても、そのようにおつしやいますが、夜、外部と連絡をとつて自分ではいで綿だけにしてしまつて、そうしてぼろぼろになつた蒲団の木綿の皮であるけれども、これが四百円になるというので、外部から來る人と連絡をとつて賣つてしまう、寒いのになぜガラスを入れておりませんかというと、やはり收容者自身がガラスをはいでしまうから、いくら
一月二十六日に金堂の内部に火災が起りましたが、これは檢察当局の調べによりますと、一應電氣座蒲團がその原因であるということに相なつておるのでありまするが、まことに申訳のない次第であります。從來念には念を入れて火氣を遠ざけておりましたところへ、どういうかげんか、本年に限つて電氣座蒲團が冬期利用されるというような事実がございました。そのために火災を起しまして、金堂の内面が一様に損害を受けました。
えましても、日本國民のために、日本勤労大衆の生活をよくするために、日本の復興はなされていない、復興ということは言葉は同じでも、いろいろの種類がある、今の日本の政府のやつておる復興は、日本國民を飢餓に導くところの復興なんである、そうして極めて一部の人々が利益をするところの復興なんである、今現に、今の日本の國民がどんな苦しい状態になつているか、議会の絨緞の上にいる人々はよく分らんかも知らん、物凄い差押え、蒲團
その世帶というのは殆んど太陽の光がささない、晝でも薄暗い、その幅の一戸を私達は憚りながら戸を開けて見たのでありますけれども、その薄暗いところに汚い煎餅蒲團を敷かせまして、乳呑兒にお母さんがその兒に乳を呑ましていた、そういう実情を私は見ました。そういう太陽が照つても電氣をつけなければならないという住宅が現在あるのだそうであります。
押入れもなければ、蒲團もありませねば、ただどんぶりが二つ三つ、お茶碗が二つ三つ古ぼけたのがあつたばかり。そうして三尺四方の破れたような蒲團がたつた一つ。そこに子供が三人も四人も、その僅かの蒲團の中にくるまつて寝ている。そういう子供が鈴木安治という職業的仲介人の手によつて賣られております。他の家庭につきましても同樣であります。五人の兄弟が離れ離れに賣られております。
特にハルピンに残つておられる六百名の方なんかはお蒲團を持つた方つて一人もいらつしやいません。みんな眞綿衣を二、三枚配給を貰つて、それを被つて著て寝ている。そうしてそのお部屋は、このくらいのお部屋ですけれども、三十人又は四十人入つています。冬でも全然石炭なんかないのです。その眞綿衣にくるまつて著のみ著のままで寝るという状態を約二年、三年は続けているのじやないかと思うのです。
それから最近電氣座蒲團を入れるために、暮に新たに配線をいたしております。この分は、その螢光燈の配線に比べますと、最近の品物で、やはり品質が相当落ちておるそうであります。併と実際の火災と関連して考えて見ると、どうも漏電があつたとは思えないという專門家の意見でございました。
○中野重治君 私簡單なことをお尋ねしたいのですが、一つは、町で賣つておる電氣座蒲團は、熱が或るところまで來ると、自動的にあれがこつちの方に曲つて遮断されるようになつておるのですが、それと違つていたかどうか、そういう裝置のない座蒲團であつたかどうかということが一つ、それから能見式警火裝置、あれはいつから始まつていつまで続いたかという時の関係、それからもう一つ——ほんの四つですから簡單な問題ですから言つてしまいます
この電氣座蒲團というのは、申上げるまでもなくいろいろな品質のものがございますので、常識的に非常な警戒をいたすわけであります。それで事務所でも一應警戒はしたようでありまして、電氣座蒲團を監視するために、電氣の技術者を同時に採用するということを試みております。
私は遠慮して、丸山さんからお蒲團を頂きまして、そこでお茶を一つ頂きました。
尚終りに越冬資金の問題についてでありますが、これにつきましては、或いは蒲團類等の越冬に必要な品物の入手が非常に困難なるもの、或いは衣料、燃料を無償或いは一部有償で支給するような手筈を整えております。
遠隔操縦をして、しかも操縦席の上にはマツトといつて、蒲團のようなものを天井につるしておつて、下で爆発して天井に飛ばされても頭を割らない、それから乘組員は全部救命具をふだんから体につけて、いつ海の中へほうり込まれても何とか助かるというような、ほとんど非常態勢をとつて機雷の上を航行しておるような次第であります。
○宮城タマヨ君 はたくよりひどいことはしたことはないですね、例えば首を絞めるとか、蒲團の中に入れて抑えるとかいうことはないのね。
○証人(浦和充子君) 蒲團を敷いて、それで一旦初枝の床とを先に敷直した蒲團の方に寝かしたのです。
尚蒲團或いは毛布、こういうものは殆んど闇値に近い値段で配給されておる。而も災害救助法によりますると、現金に換えてこの毛布或いは寝具を與えておる、而も二千円、三千円という額に相当するものと称して與えておりまするが、これはもう災害救助法案は羊頭を掲げて狗肉を賣るの法案に過ぎない。こういうような状態においては厚生施策というものは徹底しないということを我々は感ずるのであります。
即ちその第一は、蒲團、毛布の寝具の支給費でございますが、これは二十年度及び二十一年度において、すでに実施した通りの方針の下に経費を計上した次第でございます。第二は、引揚者の越冬燃料支給費でございますが、これは本年度において、新たに越冬対策の中に盛込んだものでございます。これは本年の四月、五月再開以來樺太等からの引揚げて來た者であつて、北海道に定着した者の燃料に要する燃料費の支給であります。
それから團政務次官のお話は、その問題について專門でおありでないので、初めてのことですから、只今の御答弁無理もないと思いますけれども、蒲團ができるとかできないとかいうそんな問題は、ここで実は問題にしたくはないので、物資は相当あります。
○紅露みつ君 私も住宅とか燃料とかいう問題は、これは本当に欠くことのできない援護物資だと思うのでありますが、私共一番心配しますのは、住宅建築に要する資材とか或いは燃料とかいうものは、また都合の付けようもあろうかと思いますけれども、蒲團それからその他の下着類とかいうような防寒の纖維類が非常に心配になつておつたのでありますが、今矢野委員からのお話で、それは心配することはない、物資は十分あるというようなお
蒲團が三千円なんというから、たとえ寒さに向いましてもよう買えん。冬が来るのに業者の倉庫にこれがストツクになつて寝ておる。引揚者にはよう買えん。これは何とかして少くとも雨露を凌ぐ程度のものは考慮して、安くスフか綿布を手に入らしめる考慮を講じなければ、わざわざ配給しながら業者の倉庫に眠つておることは実に堪えられないことと思うのであります。
そうして「蒲團」一枚もない。こういうようなのは、当然現在困つている引揚者諸君には無償で「蒲團」の一組ぐらいは一人にやれる制度がある。その経済力に應じて二分の一か三分の一の実費でこれを買受けるというような制度もありますが、こういうような諸君に対しては是非即刻無償で配給して頂くような計画を立てて頂きたい。これらが愛の運動の実践を効果あらしめるための裏付けになると思いますから、特にお願いして置きます。
殊にあり蒲團の薄いのが八人家族に一枚ばかり渡つておつて、それを以て冬越をして参つて來ておる。本年のごときはどうすることもできない。そうしてあの綿だけが塊まつてしまいまして、蒲團の用をなさんのであります。こういうことに政府は力を盡さなければならんと思うのであります。今こういうような運動は、私はこれは決して効果あるもんでありません。
それから毛布の問題ですが、成る程昨今商工省配給の毛布は一枚二千円もする毛布ですが、これはどのくらい一体毛布をやるか、何枚くらいやればいいのか、同時に蒲團の場合もそういうことを根本的にはつきり決めなければいかんと思う。決める場合にもある者は別としまして、以前に來ておる者でもない者が沢山ある。昨今は比較的多く持ち帰らせるから、後から來た者でも十分とまで行かんでも相当持ち帰つて來ておる者がある。
蒲團、着衣の色彩等を見ますと、刑務所のものと同じでありまするし、頑丈な格子もありまして、普通の刑務所と何らかわかりません。こうしたことは、陰惨、悲観、自棄の念を生ぜしむるのみでありまして、何らの利益もないことと存じます。次に当局の希望として保護施設、医療施設を完全にして欲しい。
それから時計、ガーゼ、蒲團のようなものの処分をしたことについて御質問になつたと承知いたしますが、時計、ガーゼはそれぞれ必要が生じましたので、所要しておるところへ配給いたしまして、蒲團が弘済会に七千五百組を配給したのでございますが弘済会と申しますのは財團法人でありまして、鉄道職員の退職者、その中には勿論負傷したり、不具癈疾になつて罷める者が非常に多いのでありますが、そういう者の救済を目的とした社会事業
もう一つ先程私が申上げたのでございますが、このいろいろの物品を、蒲團を買つたりいろいろのことをせられる。この点なども十万人の届けの鉄道局の職員に対して、それ以上の蒲團を買われて殘つておる。これも鉄道局が非常に予算が余るのでございますからどうなつておるか、その点を局長からお伺いいたしたい。鉄道がかように非常な予算がどうにもできるような形体になつておるのか。
これは縣下の引揚者その他生活困窮者に越冬用の蒲團綿を配給するための費用であるが、この金が現実に宮城縣廳の手に入つたのは、翌年度たる二十二年四月十二日であり、出納閉鎖期の四月三十日までに、これを配給することは事実不可能であつた。よつて、縣下の製綿工業協同組合から請求書並に領収書をとつて、現品納入のないのにあつたことにして、九十万余円の小切手をきり、しかもその金を社会課で保管しておりました。
(拍手) 又昨年我々が同僚と共に、北海道の引揚状況を見ましたが、板敷の上に、あの寒空に蒲團もなく破れストーブを抱いて住まつている。あの実情から見まして、今度こそはです、どうあつても一人前に疊の二疊ぐらいは、蒲團の一枚ぐらいは、ストーブ等の用意もしなければならないと考えますが、瑣末なことでありまするけれども、政府において、この用意を直ちに行なうといい御意思があるかどうか。